YouTubeコンサルタント育成カリキュラム【上級:ストラテジスト】(全5回)第4回目【AIに聞いてみたシリーズ】

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目次

感覚頼りの企画を卒業する 〜データドリブンなコンテンツ企画の立案プロセス〜

はじめに:あなたの「ひらめき」、本当に視聴者は待っていますか?

あなたの「国(チャンネル)」は、確固たる理念と独自の領土(ポジション)を得て、多くの人々が訪れるようになりました。村民(ファン)との温かい交流も生まれ、村は活気づいています。

しかし、その村の最も重要な生命線である​「食料(コンテンツ)」の生産を、未だに​「その日の気分」や​「根拠のないひらめき」 に頼ってはいないでしょうか?

「次は、こんな企画をやったら面白いんじゃないか?」
この感覚的なアプローチは、いわば​「天候を予測せずに種をまく」 農家のようなものです。運が良ければ芽吹くかもしれませんが、ほとんどは芽吹くことなく枯れていく。これは、あまりにも危険な博打です。

今回の講義の目的は、この博打を、成功確率を極限まで高めた​「科学的な農業」 へと変えることです。視聴者の「声なき需要」という名の土壌を分析し、アルゴリズムという名の天候を読み解き、「ヒット」という名の豊作を、必然的にもたらすための技術。それが、​「データドリブンな企画立案」 です。

なぜ、データに基づかない企画は「罪」なのか

あなたが感覚で生み出した企画が滑った時、失うのは動画制作にかけた時間と労力だけではありません。

​「このチャンネルは、時々よく分からない動画を出すな」

視聴者がそう感じた瞬間、あなたがこれまで築き上げてきたチャンネルへの​「信頼」と​「期待」に、少しずつヒビが入っていきます。この小さなヒビの積み重ねが、やがては視聴者のサイレントな離脱、すなわち​「村の過疎化」 に繋がるのです。

データに基づいた企画とは、この悲劇を未然に防ぐための、最高の​「防衛策」 です。
それは、「自分が作りたいもの」と「視聴者が見たいもの」が重なる、甘美なスイートスポットを発見するための、唯一の羅針盤なのです。

感覚を科学に変える「企画立案の3ステップ」

では、具体的にどのようにして、データから「当たる企画」を生み出すのか。そのプロセスを、3つのステップに分けて解説します。YouTube Studioの機能は時代と共に変化しますが、ここで解説するのは、ツールがどう変わろうと応用可能な、普遍的な分析の本質です。

ステップ1:内なる宝を探す - ​「自分の畑」の土壌を知る

新しい種をまく前に、まずは自分の畑(チャンネル)が、どのような土壌を持っているのかを正確に把握する必要があります。あなたのチャンネルのアナリティクスには、次なるヒットの種が眠る、宝の地図が隠されています。

1. ​「トラフィックソース」を深掘りする

  • ​「YouTube検索」: ここに並ぶキーワードは、視聴者が​「明確な悩みや目的を持って」あなたのチャンネルにたどり着いた、動かぬ証拠です。ここに表示されているキーワードこそ、あなたのチャンネルが応えるべき、最も熱量の高い需要です。まだ動画にしていないキーワードがあれば、それは​「予約されたヒット企画」 に他なりません。
  • ​「関連動画」: あなたの動画の横に、どのチャンネルの、どの動画が表示され、そこから視聴者が流入してきたかを見てください。これは、アルゴリズムが​「あなたのチャンネルと、このチャンネルは似たような視聴者層を持っている」と判断している証拠です。そのチャンネルのヒット動画は、あなたの視聴者も興味を持つ可能性が極めて高い、最高の参考書となります。

2. ​「パフォーマンスの高い動画」を解剖する
あなたのチャンネルで、過去に最も再生された動画トップ10をリストアップしてください。そして、それらの動画に共通する​「成功のDNA」 を抽出します。

  • どのような​「テーマ」 だったか?
  • どのような​「動画の型(フォーマット)」 だったか?(ランキング形式、How to形式など)
  • どのような​「サムネイルの構図」や​「タイトルの型」 だったか?
    このDNAを意図的に受け継いだ企画(横展開)は、全く新しい企画に挑戦するよりも、成功確率が格段に高くなります。

ステップ2:外なる地図を読む - ​「市場」の風を読む

自分の畑を理解したら、次は村の外、すなわち「市場」に目を向けます。今、世の中ではどのような作物が求められているのか。その需要の風を読み解きます。

1. ​「YouTube検索サジェスト」から需要を盗む
YouTubeの検索窓に、あなたのチャンネルのメイントピック(例:「筋トレ」「節約術」)を入力してみてください。すると、その下に関連キーワードが自動で表示されます(サジェスト)。ここに表示されるのは、​「今、多くの人が実際に検索している、生の悩みや疑問」 です。
さらに、「筋トレ 〇〇」と、あいうえお順に一文字ずつ入力していく(「筋トレ あ」「筋トレ い」…)ことで、まだ誰も気づいていないお宝キーワードを発見できることもあります。

2. ​「Googleトレンド」で未来を予測する
YouTubeは、世の中のトレンドと密接に連動しています。Googleトレンドという無料ツールを使えば、特定のキーワードが、どの時期に検索数が伸びるのかを予測できます。
例えば、「確定申告」というキーワードは毎年2〜3月に急上昇します。そのタイミングに合わせて動画を公開すれば、世の中の需要の波に乗り、通常よりもはるかに多くのインプレッションを獲得できる可能性が高まります。

ステップ3:2つの地図を重ね合わせる - ​「最強の企画」を錬成する

最後のステップは、これまでの分析結果を統合し、一本の企画へと昇華させることです。

  • ​「自己分析(自分の畑)」から導き出された、あなたの​「強み」​「勝ちパターン」
  • ​「市場分析(外の地図)」から導き出された、世の中の​「需要」​「トレンド」

この2つの円が、最も大きく重なり合う部分。
​「あなただからこそ作れて、かつ、多くの視聴者が今まさに求めている」
このスイートスポットにこそ、あなたの次なるヒット企画は存在します。

例えば、

  • 自己分析の結果、「初心者向けの解説動画」が伸びる​「強み」 があると判明。
  • 市場分析の結果、「新しいNISA」という​「需要」 が高まっていると判明。
    この2つを掛け合わせることで、​「【世界一わかりやすい】知識ゼロからの新NISA入門」 という、成功確率の高い企画が生まれるのです。

まとめ:あなたはもう「村の賢者」である

あなたは今日、天に祈るように企画を立てる「農民」から、土壌を分析し、天候を読み、豊作を必然的にもたらす​「賢者」 へと進化しました。

企画とは、ひらめきや才能の産物ではありません。
データという客観的な事実に基づき、論理的に導き出す、​「知的な戦略」 です。

このマインドセットさえあれば、あなたはもう「ネタ切れ」という言葉に悩まされることはありません。あなたの周りには、データという名の「ヒットの種」が、無限に転がっているのですから。

さて、これで作戦を立てるための全ての技術が揃いました。
次回の【上級編】最終回では、これら全ての戦略を一枚の「設計図」に落とし込み、あなたのチャンネルを勝利へと導くための​「チャンネルグロース戦略の策定シート」 について、その具体的な使い方を伝授します。

編集後記

前回まではややクリエイターよりの話に戻っていたのですが、ここに来てまた分析の話です。
Googleトレンドの話も出てますが、旬を押さえておくと言うのは問題ないと思いますが、Googleトレンドのワードを常時追いかけるのは止めた方が良いでしょう。最大で24時間以内に消えてしまうトレンドがほとんどなので、このトレンドを追えるのは個人で即撮影即編集即出し出来る環境以外は難しいのです

皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。何かの事件が起きる度に「〇〇の母(兄・弟など)です。この度はお騒がせして申し訳ありませんでした。」という顔出しでネタのようにアップされていた動画の数々を…。

あれはまさに今旬の事件をネタにして不謹慎動画ではあったかもしれませんが、最速で出来るのはあぁいう感じでしょうね。その他、スマホで撮影しただけで即出しする手もありますが、著名人の方でも事件じゃなくても、ビッグニュースを見てコメントしたかったとしてアップされているので、こういう手だとGooglトレンドは使えるのでは無いかと思いますが、まさにアップしてみてくれるファンがいる著名人や有名Youtuberのみが許される方法かもしれません。

後はどう分析して、どうチャンネルブランドの人達に届けるのか(インプレッション数目当ての一見相手ではない)と言うのが鍵になってくるでしょうか。
この辺りは次回動画に活かすためのPDCAを回して感覚を掴むしかないでしょうね。

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